歯は非常に小さい存在ながら、私たちが健康で長生きするためには、最も重要な役割を果たすものです。食べ物をしっかりと噛めるということが健康の秘訣であり、様々な疾患を予防します。そのためにも、信頼できるかかりつけのデンタルクリニックを見つけ、定期的に口腔内の異常をチェックしてもらうことが大切で、我が国においても諸外国に遅ればせながら、予防歯科の重要性が意識されるようになりつつあります。近年の医学の進歩に伴い、歯科治療も飛躍的に進化しています。

今までは悪いところは削り取ってしまうという治療が主流でしたが、現在では極力削らず、歯を残すということが重視されるようになっています。削らないということは、私たちが歯医者に対して苦手としている痛みを緩和させることにもつながるので、今まで、症状が悪化するまで来院できなかった患者さんも、不安感が少ないので初期段階で診察を受けられるようになり、結果的に治療期間も短くて済み、負担のない診察で終わるようになりました。また、最近の歯科医師は、カウンセリングを重視している方が増えており、医師が一方的に治療をするのではなく、患者と二人三脚で治療方針を決めていくという姿勢に様変わりしつつあります。治療にかかる費用や期間、そして痛みの有無に至るまで、患者側の希望を汲み取り、納得のいく治療を行うようになっています。

これが結果として予防歯科への高い意識にもつながり、定期検診を怠らない患者を増やしているポイントにもなっているのです。